【怖いけどいい話】おじいさんの加護

あれは15年前 ものごころがつきかける年頃のこと

自分はおばぁちゃんこでよく、

おばぁちゃんちに遊びに行ってたんだ

 

手作りのオハギのうまいのなんのって懐かしくなる…

その頃すでにじい様は他界していて、

自分の事をたいそう可愛がってくれたそうだが

自分自身覚えはない申し訳ないけど顔も知らない

 

で、ある日おばあちゃんの家にお泊まりに出掛けた

お母さんつきでだけど…

それでも自分の家じゃないところに泊まれるとウキウキしていた

 

お庭でおもいっきり遊んで疲れて縁側でウトウトしていた

そしたらどこからともなく鈴の音がして目が覚めた

音の出所をさがして歩き回ると仏間に来た

襖の隙間からから赤い光が漏れだしていたので気になって、

ほんの少し開けてみた

そしたら仏壇のおもかげもなく仏間ですらなく、

激しい炎が豪々と燃え上がり火柱があがっていた

 

その火柱の中から黒い無数の影が蠢いてるのがみえ、

その内の何体かがこちらに気付いたのか

のそのそとやって来た

 

逃げなければと思っていたのだが身体を動かせない

どうにかこうにかもがいていると

バタンと音がして襖がしまり

隣には見知らぬ中年のおじさんが、、、

 

そしめ優しい顔をして抱き締めてくれた

記憶はここで途切れ、

縁側で寝ていたはずなのに何故か仏間の襖の前で目が覚めた

 

あのおじさん、

じい様の遺影にそっくりなんだよね

 

夢だと思っていたのだけど、

もしかしたら得体のしれない何者かから守ってくれたのかな

 

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