【怖い話】犬にしか見えない吊り橋の向こう側

子供の頃、

田舎のアパートに引っ越しをしました、

そのアパートは大家さんの家の敷地内に建てられていた。

 

大家さんはおばあちゃんで

良く一緒にお話をする仲になります、

そして大家さんの家には犬がいた。

 

大家さんとも犬とも仲良くなった俺は、

いつのまにかそいつを

散歩させる役になってました。

そこから1時間も歩いたところに

吊り橋がありました、

といっても鉄筋でできた現代的な橋です。

 

っつーか普通の橋に

鉄筋で釣ってあるようにしてある橋。

 

ただ両脇に金網のフェンスが

かなりの高さまでありました。

線路ごしに掛かってる橋のような感じです。

 

そして「川で遊ぶな」

「川に入るな」みたいな看板が

いっぱいあるのです。

 

犬は何故かそこは渡ろうとしません。

俺が渡ろうとすると

猫のように爪を地面にたてていやがります。

 

そして吠える吠える、

普段はクーンクーンと

甘えたような声しか出さないのに。

 

ある時は俺の服のそでの部分をかんで

渡らせまいと反対方向に

走ろうとしたりしていました。

 

他の橋ではそんな嫌がることは無かったのに

その橋だけそんな挙動。

服のそでを噛まれたときに、

連れて帰ってから服がボロってたので

大家さんに何かあったのか聞かれて、

その橋の事を話しました。

 

すると大家さんは子供相手に

リアルな話をしてくれました。

昔から、何故かそこから飛び降りる人が

後を絶たないらしいのです。

 

その橋は川からの高さが6mぐらい、

川の深さは1mも無いでしょう。

 

はっきり言って飛び込んでも

怪我はあっても死ぬことはなさそうな所でなのです。

 

でも死んでいる人は多いとの事です。

その近辺ではけっこう有名な橋だったようです、

まさか俺がそこまで行かないだろうと思って

話はしなかったらしい。

後々その近くで友達になった奴も

その事は知ってました、

そいつが言うには橋の下には

死んだ人の名前が

血文字で書いてあるとかなんとか。

 

まぁそれは噂だろうけど

異様な金網と橋の近辺の川で遊ぶな系の看板の乱立が

その橋の怖さを引き立ててました。

犬には何か見えてたのだろうか?

 

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