【怖い話】つきまとう男

実話です。

現状を自分で振り返るためにも、

最初から思い起こして書いてます。

 

私が覚えている範囲では、

きっかけは帰宅途中の電車内でした。

 

少し離れたところに立っている男性が

じっと私を見ていました。

 

その方は身長180㎝くらい。

40代の高木ブーといった風貌でした。

 

くたびれたグレーのスーツに、

同じくグレーのコートを羽織っていました。

 

視線を外して時々確認しても、

やはり私をじっと見ています。

 

気味が悪いと思いましたが、

その路線は色街を通るものでしたので

平素から変わった人が多い路線でした。

 

あまり気にしないように努めて、

その日は何事もなく家に帰りました。

時期は今年の3月頃だったと思います。

 

それからしばらくした頃(確か初夏の頃です)、

またその男性を見かけました。

 

今度も少し離れたところから

じっと私を見ています。

 

またか…と思いながら、

今度も気にしないよう努めて携帯をいじっていました。

 

すると、その方は帰宅ラッシュ時の混雑した車内にも関わらず

私の背後へ移動してきました。

 

この路線は痴漢多発路線としても有名です。

こちらもまたか…と思いながら、

始まったら警察に連絡しようと

110番の準備をしました。

 

ですが、その方はじっと私の後頭部を見ているだけで

触ってきたりはしませんでした。

 

ただ、ガラス窓に映る様子から、

髪の匂いを嗅がれているのはわかりました。

 

かなり気持ちが悪かったです。

でも、これでは110番には弱いかと思い、

その時も何事もなく家に帰りました。

 

またしばらくして、

今度は7~8月頃です。

 

今度は電車外での遭遇でした。

最寄駅から出て少し歩いたところで、

背後から例の男性につけられていることに気付きました。

 

やっぱり私をじっと見ています。

怖かったので、

一度道路の端に寄って追いぬかせました。

 

そのまま立ち止まっていると、

男性は追いぬいた後も

何度もこちらを振り返ってじっと見ています。

 

だいぶ離れたところで長く立ち止まり、

とうとう引き返してきました。

 

危険を感じたので、

近くのコンビニに逃げ込み、

しばらく待ってから走って帰宅しました。

 

次はあまり間隔が開きませんでした。

その日は残業で遅くなってしまい、

最寄駅を出たのは夜12時を回った心でした。

 

真っ暗な道を歩いていると、

後ろから自転車が追い越して行きました。

 

追い抜き様、

思い切り首を捻って私を見ていきます。

 

怖気が走りました。

例の男です。

 

今回はTシャツにハーフパンツ姿でした。

男はやはり、

しばらく先に行くまで何度も振り返り、

やがて長く留まって引き返してきました。

 

すぐに近所のビジネスホテルに逃げ込み、

泣きながら警察に電話しました。

その日はパトカーで送っていただきました。

 

次は先月だったと思います。

帰り道で、

いきなり物陰から出てきた男性に抱きつかれました。

 

体を触られて、悲鳴を上げて暴れて振りほどきました。

やはりあの男性でした。

 

堪らずもう一度悲鳴を上げてしまいました。

まだ早い時間帯でしたので、

近所で営業中だった

レストランの店員さんに保護されました。

 

男は逃げていき、

私は彼氏の仕事が終わるのを待って

家まで送ってもらいました。

 

ついこの間警察のお世話になったばかりで、

110番はしにくかったのです。

 

次はついこの間でした。

先週の金曜日です。

 

職場の飲み会で遅くなった私が

最寄駅に着いたのは夜11時過ぎでした。

 

お酒もあって気持ち良く歩いていると、

あの男性が表れました。

 

この日は最初の時と同じく

グレーのスーツ+グレーのコートでした。

 

男はやはり私をじっと見つめていました。

気持ちの悪さと恐怖が高まり、

私は思わず走りだしました。

 

すると、男も走りだしてしまいました。

とは言えかなり太っている男なので、

すぐに引き離すことができました。

私が元陸上部だったのも幸いしたかと思います。

 

無事に家に着いた時は心底安心しましたが、

いよいよこれはストーカーなのかと、

頭を悩ませているところです。

現在進行形の話のためオチはありません。

 

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