【ゾッとする怖い話】フィリピンのマニラで起こった恐怖事件

フィリピンのマニラの裏通りで、

18歳の少女が

パトロール中の警官に助けを求めた。

 

「助けて!誰かが私に噛みついて離れないんです!」

聞けば、正体不明の『何か』が

自分に噛みついているという。

 

警官は少女が麻薬による

幻覚を見ている疑いがあるとして、

警察署へ連行した。

 

警察署の一室に入ると、

少女は突然、

金切り声を上げた。

 

「ほら、そこにいる!助けて!

黒いやつが私に噛みつこうと追ってくる!」

少女は次の瞬間、

床の上に倒れ伏した。

 

そして警官の目の前で、

少女の肩や腕に

生々しい噛み傷がいくつも浮かび上がった。

 

傷口からは鮮血がにじみ、

唾液がこびりついていた。

信じられない光景に恐怖した警官は、

慌てて署長に連絡を取った。

 

呼び出された署長は、

そんな馬鹿なことがあるか、

少女が自分で傷をつけたのだろう

と激怒したが、

同じく呼び出された検察医は首をひねった。

 

少女の全身には

十ヶ所以上の傷跡があったが、

肩の後ろにも噛み傷がついていたのだ。

 

自分の肩の後ろを、

自分で噛めるはずがない。

その夜は少女を警察署に留めることにしたが、

翌朝、再び少女は悲鳴をあげた。

 

「またあいつが噛みついてくる!」

逃げ回る少女の首筋から

血が噴き出した。

 

警官達は必死に見えない『何か』に

いどみかかろうとしたが、

手応えはなく、

それに触れることすらできなかった。

 

この事件に、

マニラ警察署内は騒然となり、

遂にはマニラ市長までが

半信半疑で駆けつけた。

 

署長は少女を特別に

厳重な独房の中に入れ、

監視させた。

 

ところが、

「ああ、黒い怪物が入ってきた!」

少女が叫んだ。

 

署長や市長を含めた大勢の目の前で、

少女ののどに

見えない『何か』の牙が食い込んだ。

 

それから左腕、右肩、左肩、左足へと

歯形は次々と現れ、

少女の身体から血が滴り落ちた。

 

それはわずか数分間の出来事だったが、

署長も市長も全身に冷や汗をかき、

がたがたと震えるばかりだった。

それきり『何か』が少女を襲うことはなかった。

その後、少女は精神病院に送られたという。

 

この事件はマニラ警察署の事件報告書にも、

特殊事件簿NO.108として

記録されている実話である。

 

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