どこで読んだ話だか思い出せないけど、
いわゆる「人生の走馬燈」の話が怖かった。
飛び降り自殺なんか
一瞬で片が付きそうだけど、
実際に高いところから誤って
落下して運良く生還した人の体験談によると、
落下してから地面に到達するまでの
主観による時間は途轍もなく長いらしい。
何とか現在の危機的状況を
回避する手段を探すために始まるのが
「人生の走馬燈」と呼ばれるものだそうで、
これが展開されている間は、
体感時間がとんでもなくスローモーションになる。
事故に遭うと、
周囲がスローになるっていうアレね。
んでも、高所から落下してる場合、
打てる手なんかないわけで…。
助かった人曰く
「あまりの恐怖に目をつぶっても、
しばらく待ったつもりでも
目を開けるといくらも落ちてない。
何にもできない。
少しずつ近づいてくる地面を見てるだけ」
…何があっても、
飛び降りだけは選択するまいと思いました。
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